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萩の宿・ともえ

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名月 (9/26)

月は夜空の真ん中、私の真上にありました。妨げる雲、一片もなく、静かに今日の終わりのときを照らしておりました。

田んぼにも道にも、動くものは何一つ見当たりません。薄明かりの中で全てのものが、しばしの休息を与えられて静まり返っています。この夏の太陽は強力でした。だから今夜の月をとりわけ優しく感じます。

昨年は、月に住んでいるのはウサギかグウベン(おじさん)か・・・と紙にスケッチまでしてペアソンとおたがいの国の文化を主張したものでした。そのペアソン、食あたりでおなかをこわし、今夜は月をめでる元気もありません。

今宵はウサギの勝ちです。
                        

もしかしてカラス? (9/24)

カラスウリが2個、道路に落ちて車に轢かれていました。さすがの母も、カラスウリを取って道に投げ捨てるほど呆けてはおりません。いったい誰が・・・・・。

今朝ほどからカラスが大変うるさく鳴いていましたので犯人はカラスかもしれません。この辺りを縄張りとする一組のカラスは頭のいい最強コンビで、お隣のイチジク、ミカン、カキを一番おいしい食べごろに遣ってきて食べ荒らしてゆきます。そして暇つぶしに、トンビや猫をからかったりもする知能犯です。

まるまると太ったこれは何?と食べられるかどうか、試してみたのかもしれません。期待はずれでがっかりしたことでしょう、お気の毒に・・・。

収穫の始まった田んぼの土手に彼岸花が咲き始め、何時の間にかススキも風にゆれています。明日は十五夜です。
                        

冬瓜(とうがん) (9/20)

庭の梅の木にぶら下がって大きくなったという冬瓜をいただきました。あまりにも大きくてしかも大変重い(8.6kg)ので皆様に見ていただこうと思い、まだ玄関に座らせています。

座っている という表現はおかしいと分かっていますが、でも本当に座っています。ざんぶりこ、ざんぶりこ、と流れてきた「桃たろうのお話」を思い出させるほど大きい冬瓜です。中から冬瓜太郎が現れてきそうで、こわくて包丁がいれられません。

これほどの大きいものに枝を貸していた梅の木はほんとうにご苦労なことでした。冬瓜という字から推測すると冬まで置けるということでしょうか・・。じっくりと料理の方法を調べて、そして切り分けた冬瓜をもらってくれる(1軒では消費できません)家も何軒か決めてから包丁を入れることにします。

これからしばらくの間、冬瓜には玄関に座りつづけてもらうことになりそうです。
                        

天の声 (9/15)

パソコンに向かいます。すると、どこからか聴こえてきます。「今日はやめておきましょう」 「そうですね、そうしましょう、眠りましょう」と調子よく答える私です。この天の声がとても心地よく、毎日怠惰に過ごしていました。

この一週間、我が家およびその周辺で起きた事をかいつまんでご報告申し上げます。まずカラスウリ、先端の成長が鈍り、葉の緑色が少し薄くなりつつあります。カラスウリは依然として緑色です。ところが、大事件発生、カミキリムシの幼虫がカラスウリの根っこに近いところ(太い)を食べておりました。

近所の夏みかんの木も被害にあっているそうで、何本も枯れてしまったそうです。こうなると、いくら博愛主義者のペアソンでもそのままにはできません。ピンセットを使って幼虫を引っ張り出しました。指導者は隣の柑橘農家のおばさんです。枯れることだけはないよう未然にくいとめました。20年間待ち続けたカラスウリです、色づくまで見届けたいものです。

庭のユーカリの木に住んでいるミノムシたちが増えすぎてほかの木やプランタンの植物までも食べ始めました。こうなると母の出番です。頼みもしないのにミノ虫取りをしています。

理沙が飼っていたナガサキアゲハが羽化しました。現在キアゲハの幼虫が三つ葉を食べています。キアゲハはパセリも餌にしますが、2本あった畑のパセリを食べつくしてしまったので垣根の下に生えている(母の草取りから私が護っている)三つ葉を餌にしているところです。

ムシのはなしばかりになってしまいました。人間のはなしは又今度に。淳のガールフレンドがケーキを持ってきてくれましたので今からお茶の時間です。まだ暑いので居間ではクーラーと扇風機がまわっています
                       
                        

待っていました (9/9)

開け放った窓からひんやりとした風が入ってきます。この時をどれ程待っていたことでしょう、深く、大きく、ゆっくりと深呼吸をします。細胞の全てが大喜びしています。

台所の窓から見える田んぼも黄色くなりはじめ、早生、晩生、と色さまざまです。まるで巨大なパッチワークを見るようです。ペアソンは早速自転車で散策に出かけました。私はベートーベンのソナタを聴きたい気分です。やる気が出てきた時のサインです。

カラスウリはその後も成長をつづけて、現在40個確認。まだ緑色です。ツルは2階の壁を進行中。
                        

さようなら花ちゃん (9/1)

あっという間でした。花子さん(猫 12歳)が逝ってしまいました。2日前から食べなくなり、動きがにぶくなっていました。居間のソファーで眠る花子さんに付き添って、2日間、夜も傍らで様子を見守っていましたが、仕方がありません、寿命です。かかりつけの獣医さんには老衰だといわれました。

12年前の寒い冬の日、目やに、鼻水、痩せて汚れた小さな子猫を理沙と淳が連れて帰りました。それが花ちゃんでした。とってもブスに見えたはじめの頃がうそのように、成長と共に個性的な美猫に変身した花子さんは、展示室へ作品を観に来られたお客さんにも人気がありました。

主を失ったソファーでは先ほどからロッタちゃん(猫 6歳半)が眠っています。4匹の猫たちは花ちゃんのいなくなったこの空間を、何事も無かったかのような顔をして食べて遊んで眠っています。何もわかっていないのでしょう。

花子さんの残したピンクの首輪がひとつ。ぺあそんも私も理沙も淳も、みんなで淋しく感じています。
                        

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